正しいシャンプー選んでますか?
2016/11/29
まず、頭皮ケアといったら何を思い浮かべますか?頭皮を正しい方法でケアをするのには思っているよりも小まめな努力や気遣いが必要かもしれません。普段髪の毛に覆われているので、なかなかじっくりと目にすることもできないので、気づいたときには抜け毛が激しくなってしまったり、薄毛になっていたり、白髪ができやすい状態になっている可能性もあります。
そのような頭皮トラブルを引き起こさないためにも、また、今抱えているトラブルを改善するためにも正しいケアをしていきましょう。まず、私たちが気をつけたいポイントから見てみましょう。
1.シャンプーの選び方と洗い方
私たちは基本、毎日シャンプーをしていますが、どういったところに気を付けて洗っていますか?私たちがついやってしまうのは、髪の毛のダメージを優先してシャンプーを選んでいることです。もちろん、間違ったことではありませんが、”髪の毛の健康は頭皮から”という事を是非頭に入れておいておくといいです。そして、洗う際はきちんと頭皮の事を考えて洗ってあげてください。
実は、シャンプーの本来の目的は、髪の毛を洗うことではなく頭皮を洗うことを優先するべきだとご存知でしょうか?もちろん髪の毛に付着した汚れを洗い流したり、髪の毛のダメージを修復するという目的もありますが、”洗う”という行為に対しては本来”頭皮”を洗うことを意識するべきなのです。
しかも、髪の毛の汚れは、実はお湯で洗い流すだけで50%の汚れを落としてくれます。整髪料の使用によっても変わりますが、お湯である程度の汚れは落とせてしまう事を覚えておきましょう。
実際には、頭皮だけでなく体全体の血行を良くすることで女性ホルモンの働きが活発になり、抜け毛や白髪の対策・予防になります。体を温めながら頭皮環境を整える為のマッサージなどを同時にしてあげると更に効果的が高まるのです。
特に、薄毛や抜け毛に悩んでいる方は、薄毛対策シャンプーを選ぶ方がいいです。通常のシャンプーと比べ薬剤が強くないため低刺激であり、頭皮環境を整えやすくなるので抜け毛を防いでくれます。また、育毛剤などの成分が効果を発揮しやすい環境にしてくれるのも魅力です。頭皮に優しく敏感肌の人でも安心して使うことが出来ます。
薄毛対策にはアミノ酸系のシャンプーが有効だといわれています。植物由来のアミノ酸系シャンプーならば汚れを必要以上に落としすぎる心配が無いため、頭皮の皮脂を取りすぎて過剰分泌を促してしまうこともありません。髪の毛の艶を出したり手触りを良くするために用いられる一方で、毛穴が詰まってしまう要因のひとつであると言われているシリコンを使用していないノンシリコン系のシャンプーも薄毛対策によく用いられます。
一つ注意したいのは、頭皮を雑にこすって洗ってしまったり、マッサージのやりすぎてしまうなど、頭皮にダメージを与えないように適度にケアしていくことです。毛穴のつまりをなくすことは大切ですが、こすりすぎてしまったり、少しの必要な油分を残しておくこともポイントです。自分の肌質にあった育毛剤やシャンプー、スカルプケア用品を選びましょう。
頭皮の保湿をしよう
ヘアスタイルを維持するために強力なヘアスプレーを根本から使ったり、ワックスを多く使ったりする人は多いかもしれません。美容師の方からどの整髪料がいいなど、アドバイスをもらったりすることもあるかもしれませんが、やはりそういったヘアケア用品を使う場合はしっかりとシャンプーで落とすこと&頭皮の保湿をしてあげることが非常に大切といえます。また、カラーリングやパーマなど髪の毛がぱさぱさになってしまった髪の毛を触ればすぐにわかりますが、自分が思っているよりも頭皮もダメージを受けている場合があります。
髪の毛ばかり気にしてトリートメントをしていても、頭皮のストレスが溜まっていくと将来抜け毛の原因になる可能性はとても高いのです。
そこでお勧めしたいのが、馬油などの有効オイルを使って頭皮マッサージをしてあげる事です。この方法で実際に効果を得ている方も多くいます。シャンプーとトリートメントの後に少量の馬油を手に取り髪の毛ではなく頭皮マッサージをしながら頭全体をくるくると指を動かしていきましょう。馬油は人間の脂質に近いといわれているため負担が少なく、乾燥から頭皮を守ってくれるでしょう。注意したいのは、この馬油を使ったマッサージの後に軽く洗い流すことです。
使う量が多くなりすぎてしまうと、髪の毛がギトギトしてしまったり、また、頭皮の油分が多くなりすぎて逆効果になってしまう可能性もありますので自分で調節しながらちょうどいいしっとり感を保ちましょう。
薄毛になってしまう前に、予防対策を行う事も、抜け毛の進行を遅くすることは自分のケア次第でしっかり効果を発揮することができます。